フカヒレへのこだわり
気仙沼魚市場水揚げの原料
気仙沼魚市場では、魚体丸ごと鮫を流通させています。
魚市場から仕入れたサメは、身、皮、骨まで、無駄なく使用されています。
限りある資源を大切に扱う気仙沼魚市場の原料にこだわっています。
糸(繊維)を美味しく食べてもらう
天日干しでじっくり熟成させると、ふかひれ独特の香りが生まれます。
調理する際に最高の状態になるよう、ふかひれの糸(繊維)、一本一本に味が染み込み、
ふくらむように手作りでやわらかく仕上げています。
食文化・産業を残す
気仙沼産原料を、気仙沼で加工する。海外産が簡単に手に入る現代では、
シンプルで伝統的な手仕事を継続していくのがたいへん難しくなりました。
弊社は、気仙沼魚市場に水揚げした生のサメから、ふかひれ製品になるまでの加工を一社で行っています。
フカヒレができるまで
ふかひれを食べるまでには、たいへんな手間と時間がかかります
1
天日干し
秋が深まるころから、平干しで2~3か月寒風にさらします。
point!
まんべんなく乾くように、2~3日に一度、ひっくり返さなければなりません。
2
掃除
表面の皮と、骨をていねいに取り除きます。機械を使うと、ふかひれのすき間に砂のようなサメ皮が混ざってしまいます。だから、最初から最後まで手仕事です。
3
加熱
掃除が済んだふかひれをボイルし、戻していきます。一枚一枚、大きさや性質が微妙に異なるので、仕上がる形や糸の太さも少しずつ違います。
4
パック詰め
キズが入っているものや、裂け・割れが大きいものを取り除いて、パックに詰めていきます。真空包装し、冷凍させて出荷を待ちます。